体と心の負担

もし私が訪問マッサージ師として働くとしたら、できるだけご家族の方の負担を減らしてあげられるような行動をできたらなと思います。

そのように思うに至った理由は、私の祖母の介護をした経験からです。と言っても、実際に先頭に立って介護をしたのは私の母なので、あくまで私は補助的な役割でしたが、それでも大変さは嫌というほど味わいました。
まず介護に休みはありません。昼夜問わず、何かと面倒を見なくてはなりません。これが精神的にも肉体的にもキツイんですよね。出口のない迷路に迷い込んでしまったような、そんな絶望感です。

実際、介護に出口はありません。あまり言いたくはないですが、出口があるとしたらそれは介護対象者がこの世を去った時です。
私も母も、祖母が亡くなることによってこの介護地獄から解放されました。しかし、ホッとするよりも後悔の念が残っていたんですよね。「私たちは本当に祖母に尽くせたのだろうか」「祖母は満足してくれていたのだろうか」こんなことが頭の中をよぎってくるのです。

第三者の立場であれば「充分頑張ったと思うよ」と言えそうですが、やはり晴れやかな気持ちにはなれないものです。
私がもし訪問マッサージ師になれば、こうした気持ちの部分も含めてカバーしてあげたいのです。たまには愚痴も言いたくなるでしょう。怠けたくなるでしょう。しかし、それでいいのです。それをカバーするために訪問マッサージ師はいるのです。

そして私は必ず「本当に大変ですよね。でも一緒に頑張っていきましょう」と声をかけたいと思います。
介護経験者として、他にも協力してくれる人がいるだけで助かりますからね。私はそのようにしていきたいと思っていますね。